| < 6.2章 (人的資源) の意味 > |
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6章(資源の運用管理)は「資源マネジメント」の意味である。 組織に必要な業務遂行能力をもった要員を確保していないと、事業を効果的、効率的に遂行することはできない。
6.2章(人的資源)は、必要な力量に係わる人々を確保することに関して組織を指揮、管理する"人的資源のマネジメント"について規定している。組織は、事業の狙いや状況と現状の力量を勘案して、事業遂行に必要な力量を決定し、不足する力量に対して「教育訓練又はその他の処置」を計画し実行しなければならない。目標の力量が得られたかどうかを確認することが「有効性の確認」であり、このようなPDCAの活動の核となるのが、マネジメントレビューでの「資源の必要性」に関するトップマネジメントの「決定と処置」である。「必要な力量を明確にする」とは、このような"人的資源マネジメント"のPDCAの一環のAに相当する活動である。 |
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6章は JISでは「資源の運用管理」であるが、英原語では「resource management」であるから「資源マネジメント」である。「品質マネジメント(quality
management)」の「品質に関して組織を指揮し、管理する体系的活動*」という定義(JISQ9000 3.2.8項)に従えば、「資源に関して組織を指揮し、管理する体系的活動*」である。 |
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マネジメントは別の言葉で表現すると、事業運営の課題を抽出し、取り組むべき事項について「方針及び目標を定め、その目標を達成する」(JISQ9000
3.2.2) するようPDCAを廻す継続的改善の活動である(関連情報はこちら)。 |
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6.2章(人的資源)は、"人的資源のマネジメント"について規定している。組織に適切な力量がなければ組織は、事業を効果的、効率的に遂行することができないから、組織は必要な力量に係わる人々を確保することに関するマネジメントを行なわなければならない。規格は品質マネジメントの中に人的資源マネジメントの一部を織り込むことを求めている。 |
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規格が規定する"人的資源マネジメント"は、組織の事業の狙いや状況と現状の力量を勘案して、そのような状況で「要員は力量があること」(6.2.1項)を確実にするための、次のようなPDCAの活動である。 |
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どのような力量が必要かを判断する(6.2.2 a)項) |
| A |
不足する力量に対して「教育訓練又はその他の処置」を計画し実行する(同 b)項) |
| B |
目標の力量が得られたかどうかを監視、測定して確認する(同 c)項) |
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マネジメントレビューは、"人的資源マネジメント"のPDCAの核である。マネジメントレビューの結果、トップマネジメントが下す「資源の必要性に関する決定及び処置」(5.6.3
c)項)は、6.6.2 a)項の「必要な力量を明確にする」に繋がる。 |
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「必要な力量を明確にする」とは、このような"人的資源マネジメント"のPDCAの一環のAに相当する活動である。教育・訓練の計画がP、その実施がD、「有効性の確認」がCである。 |
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6.2.1項は品質マネジメントの要求事項であるから「製品品質に影響がある仕事に従事する要員」に対してのみ「力量がある」ことが必要であるとしている。しかし、すべての業務についてそれぞれの力量を有する要員を確保しなければならないのは言うまでもない。 |