ISO9001/14001 コンサルティング・研修
ISO9001:2000 品質マネジメントシステム の
構築と運用
   
 [全文和訳]
Implementing your ISO 9000:2000 quality management system
<ISO中央事務局
:ISO 9000:2000 - Selection and use >
71-02-01
<http://www.iso.ch/iso/en/iso9000-14000/tour/smallbus.html>
ステップ 1. ISO9000:2000の適用によって組織が達成しようとする目標を明確にする
  典型的な目標としては次のようなものがある。
     ◆ 組織の事業効率を向上し、収益体質を改善すること
     ◆ 顧客の期待とニーズを満たす製品、サービスを(時代の変化にかかわらず)一貫して供給すること
     ◆ 顧客満足を達成すること
     ◆ 市場占有率を維持すること
     ◆ 組織内の情報伝達を改善し、構成員の意欲を引き出すこと
     ◆ コストを削減し、損害賠償に係わる費用を削減すること
     ◆ 生産活動の信頼性を高めること



ステップ 2. 外部からの期待を明確にする
 
下記のような利害関係者からの期待がある。
     ◆ 顧客と製品の最終使用者
     ◆ 組織の構成員
     ◆
 供給者
   
◆ 株主、債権者
     ◆ 社会


ステップ 3. ISO9000シリーズに関する情報を入手する
   
◆ 一般的な情報は、本文書(筆者註釈:ISOウェブサイトのトップページ「ISO9000/ISO14000」)を参照すること
     ◆ より詳細な情報を得るには、ISO9000:2000 及び ISO9004:2000 を読むこと
     ◆ 支援文書は、ISO のウェブサイト(http://www.iso.ch/iso/en/ISOOnline.openerpage)から入手すること
     ◆ ISO9000に関する世界の動向及び構築、運用のケーススタディは、ISO発行の雑誌 "ISO Management System"を読むこと


ステップ 4. 組織のマネジメントシステムに適用する規格を選択する
 組織の品質マネジメントシステムがISO9001:2000に適合することの認証を取得するのか、国家的な経営品質賞の受賞を目指すのか、を決めること。
     ◆ 認証取得の基礎としては、ISO9001:2000 を使用すること
     ◆ 国家的な経営品質賞を目指すなら、その基準と一緒にISO9004:2000 を使用すること


ステップ 5. 品質マネジメントシステムに関連のある事項についての指針を得る
 これら特定事項に関する規格は次の通り。
     ◆ ISO 10006:    プロジェクトマネジメント
     ◆ ISO 10007:    構成管理のマネジメント
     ◆ ISO 10012:    計測システム
     ◆ ISO 10013:    品質文書
     ◆ ISO/TR 10014: 品質の経済性のマネジメント
     ◆ ISO 10015:    教育訓練
     ◆ ISO/TS 16949: 自動車産業の供給者用
     ◆ ISO 19011:    監査 



ステップ 6. 組織の品質マネジメントシステムの現状を明確にし、
              それと ISO9001:2000 の要求事項との差異を抽出する

 
このための方法として、次のひとつまたは複数を使用することができる。
     ◆ 自己評価
     ◆ 外部組織による評価


ステップ 7. 組織が製品を顧客に供給するのに必要な業務(プロセス)を明確にする
 
ISO9001:2000 の製品実現の部分の要求事項に照らして、組織の品質マネジメントシステムに 各要求事項をどのように適用するのか、あるいは、次の事項を不適用とするのかを決める。
    ◆ 顧客関連プロセス
     ◆ 設計及び/又は開発
     ◆ 購買
     ◆ 製造及びサービスの提供
     ◆ 監視、測定機器の管理


ステップ 8. ステップ6の差異を埋める計画とステップ7の業務(プロセス)を確立する計画を策定する
 
差異を埋めるための処置を決め、これら処置の実行のための資源を割り当て、それぞれの活動に責任者を決め、計画を実行するスケジュールを定めること。 ISO9001:2000 の 4.1項と 7.1項がこの計画を策定するのに考慮しなければならない情報を提供してくれる。


ステップ 9. 計画を実行する
 
決めた処置を実行し、スケジュールに対する進捗を管理すること。


ステップ 10. 周期的に内部評価を行う
   
監査のやりかた、監査員の資格認定、監査プログラムの運営管理については、ISO19011を参考に使用すること


ステップ 11. ISO9001 への適合性を実証したい場合
   
例えば次のような種々の理由で、組織は適合性を実証(認証/登録)する必要があるか、それが望ましいことがある。
     
◆ 契約の要求事項として
      ◆ 市場参入のための必要性、もしくは、顧客からの特恵の享受のため
      ◆ 法規制
      ◆ リスク管理のため
      ◆ 組織内部の品質改善に関する目標を明確にするため(構成員の意欲向上)


ステップ 11. 独立した監査を受ける(適合性を実証する必要のない場合は、ステップ13に進む)
   認定された審査登録機関を雇い、監査を実施させ、組織の品質マネジメントシステムが  ISO9001:2000の要求事項に適合している旨の認証を得る。


ステップ 12. 組織の事業活動を引き続き改善する
   
組織の品質マネジメントシステムの有効性と適切性を見直すこと。 ISO9004:2000 は、これら改善の方法論について記している。
H15.5.29 

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